SEO
2023.08.28
WEBマーケティングにおけるSEOとLPO改善で成果拡大を目指してみよう
目次
- SEOとLPOとは?それぞれの特徴と両者の違い
- SEO(Search Engine Optimization)
- LPO(Landing Page Optimization)
- LPO:WEBサイトを訪問したユーザーをコンバージョン(商品購入や資料請求など)に導く取り組み
- SEO対策のメリット
- 購買意欲の高いユーザーを集客できる
- 費用対効果が高い
- 資産として残すことができる
- SEO対策のデメリット
- 効果が出るまでに時間がかかる
- 検索エンジンの動向に左右される
- LPOのメリット
- 短期間かつ低コストで検証できる
- LPOのデメリット
- WEBサイトの訪問者数が増えない限り、効果を検証できない
- 「WEB改善推進プラン」を通じ、SEOとLPOを上手に併用
SEOを見直したいとお悩みの方へ
SEOで着実に効果を出すためには、自社の顧客やWEBサイトの分析が欠かせません。もしくは何から始めていくべきか?が分からないこともあります。そういった場合はSEOコンサルティングをご利用いただくのも一つの解決案です。まずはお気軽にご相談ください。
WEBサイト運用に欠かせない施策といえばSEO対策が有名ですが、コンバージョン率アップに役立つLPOはご存知でしょうか。二つの特徴を知った上で正しく活用すれば、WEBサイトの訪問者数を増やし、訪れたユーザーを商品購入や資料請求に導くといった理想的な流れが生まれます。今回は、SEOとLPOについて詳しく解説していきましょう。
SEOとLPOとは?それぞれの特徴と両者の違い
SEO(Search Engine Optimization)
検索エンジン最適化。ユーザーがGoogleやYahoo!といった検索エンジンを利用する際、自社のWEBサイトをきちんとGoogleに認識させるための施策です。具体的には、タグや内部リンクといった内部施策を見直したり、高品質なコンテンツを充実させたりといった取り組みがSEO対策に当たります。
検索エンジンの最大手であるGoogleは「ユーザーにとって価値の高い情報を盛り込んだページ」を評価しているため、よりクオリティの高いページをきちんと評価します。
自然検索経由の訪問者数も増加するため、WEBサイト運用には欠かせない施策です。
LPO(Landing Page Optimization)
ランディングページ最適化。「着地」を意味する「ランディング」という言葉の通り、ユーザーが検索エンジンやリスティング広告などを経由し、最初に着地するWEBサイト内のページをランディングページと呼びます。ユーザーとWEBサイトとの最初の接点となるランディングページは、一般的に問い合わせ、資料請求、商品購入などに結びつけることを目的とした縦長1ページの構成で成り立っています。
こうしたコンバージョンを増やすには、ユーザーをページの途中で離脱させず、目的のアクションまでしっかりと導くことが求められます。LPOとは、具体的にはページの構成を改善したり、ユーザーが購入を検討しやすいよう情報を整理・追加することによって、お問い合わせしやすいページへ改善していく施策です。
このように、SEOもLPOもWEBサイトに対して行う施策であるものの、その内容や目的はまったく異なります。
・SEO:WEBサイトの訪問者数を増やす取り組み
・LPO:WEBサイトを訪問したユーザーをコンバージョン(商品購入や資料請求など)に導く取り組み
LPO:WEBサイトを訪問したユーザーをコンバージョン(商品購入や資料請求など)に導く取り組み
コンバージョンをさらに増やすためには、両者の特徴や違いをおさえたうえで双方を組み合わせて活用することが大切です。SEOとLPOのメリット・デメリットを確認しておきましょう。
SEO対策のメリット
購買意欲の高いユーザーを集客できる
コンバージョンに直接つながる検索キーワードで検索結果の上位に表示されていれば、購買意欲の高いユーザーを集客することができます。
費用対効果が高い
リスティング広告などとは異なり、無料あるいはコストを抑えて取り組むことができるのも大きな魅力のひとつです。
資産として残すことができる
SEOを通じて培った運営者のノウハウ、良質なコンテンツが自社の資産となります。
SEO対策のデメリット
効果が出るまでに時間がかかる
SEOには一定の時間と手間が必要です。即効性のある広告などと比べると、効果を可視化するまでには時間がかかるといわれています。
検索エンジンの動向に左右される
検索エンジンのアルゴリズムがアップデートされることにより、検索結果の順位が飛躍的に上昇したり、急激に下がったりするなどの影響を受ける可能性があります。
LPOのメリット
短期間かつ低コストで検証できる
ランディングページの一部を段階的に変更することで、費用を抑えながら改善を目指すことができます。
LPOのデメリット
WEBサイトの訪問者数が増えない限り、効果を検証できない
いくらランディングページを改良しても、訪問者がいなければその効果を確認することが難しいといわれています。
SEOはWEBサイトの訪問者数を増やすことができますが、単体でコンバージョンにつなげることは容易ではないでしょう。一方、LPOではコンバージョン率を高められるものの、WEBサイトへの集客という前提がなければ成り立ちません。そのため、メリットを生かしつつデメリットを補うためには、SEOとLPOを同時に進めていくことが必要なのです。
なお、SEOとLPOを同時に取り掛かるのがベストですが、コストなどの都合で難しい場合は、SEOを先に始めることをおすすめします。SEOでまず訪問者数を増やし、LPOでユーザーの離脱理由を探ったり、クリック率とコンバージョン率を上げる施策に取り組んだりすれば、より効果的なWEBサイト運用を実現できるでしょう。
「WEB改善推進プラン」を通じ、SEOとLPOを上手に併用
SEOとLPOをうまく組み合わせて活用すれば、WEBサイトへの訪問者数やコンバージョン率を高めることができます。ただし、これらの施策を行うためには、WEBサイトの現状を正しく把握し、仮説に基づいた改善が欠かせません。自社での対応が難しい場合は、デジメーションの「WEBサイト改善推進サービス」をご検討ください。
SEOを見直したいとお悩みの方へ
SEOで着実に効果を出すためには、自社の顧客やWEBサイトの分析が欠かせません。もしくは何から始めていくべきか?が分からないこともあります。そういった場合はSEOコンサルティングをご利用いただくのも一つの解決案です。まずはお気軽にご相談ください。
川合 陸登
デジメーション株式会社 アソシエイト
大学では機械工学を専攻していた理系卒マーケター。
WEBプロモーション会社での職務経験と数字への強さを活かして、クライアント様の売上拡大に従事。ECサイト・スタートアップ企業様のSEO対策やサイト制作を専門に請負う。