KnowleDge週刊号 No.29

KnowleDge週刊号では、広告業界の変動や各媒体に関する活用法やニュースに関しての、新しい情報を皆様にお届けします。（2023年7月18日時点）

業界ニュース

TikTok

新しいプレースメント「グローバルアプリバンドル」

グローバルアプリバンドルとは？
ByteDanceの革新的な新興アプリに広告を掲載する統合トラフィックソリューション。
広告主様は、グローバルアプリバンドルを使用することで、TikTok以外のオーディエンスに広告を配信しながら、広告が高品質のアプリとプレミアムな広告枠のみに確実に表示させることが可能です。

どういったアプリが含まれているのか？
現状は以下2つのアプリがプレースメントに含まれている。
・CapCut：動画編集アプリ
・FizzoToon ：没入感のある小説や物語を幅広く提供している、インドネシア発の人気モバイル読書アプリ

対象のキャンペーン目的
現在、グローバルアプリバンドルは、以下の目的に対応。
・トラフィック
・ウェブサイトコンバージョン数（TikTokインスタントページには未対応）
・アプリプロモーション（現在、「アプリインストール」のプロモーションタイプのみに対応）

各アプリの広告FMT
CapCut
・アプリ起動時広告
・インフィード広告
・2列フィード広告
・バナー広告

FizzoToon
・アプリ起動時広告
・ネイティブ広告

コミュニティエフェクトの広告利用が可能に

エフェクトハウスとは
誰でもTikTok用に高品質の拡張エフェクトを簡単に作成、投稿、シェアできる、本格的なARツール。
初心者と経験者の両方のデザイナーや開発者向け。

コミュニティエフェクトとは
ユーザーや、制作代理店の方がエフェクトハウスを利用して作成したエフェクトを指す。

機能
コミュニティエフェクトを利用した、SparkAdsフォーマットでの広告配信が可能に

注意点
・広告の遷移先にエフェクトページを設定することは不可。エフェクトを使った動画の一覧ページ。
・エフェクトハウスはユーザー側の機能となるため、媒体への問い合わせ対応は一切不可。エフェクトの動作不具合の場合なども対応不可。
・不明点などある場合は、エフェクトハウスのサイトよりDiscord に参加が必要。

広告ニュース

Google_検索広告

検索広告とP-MAXにおけるブランドトラフィック制御機能リリース

検索広告のブランド関連KWで部分一致を使用した場合これまでは広告配信をブランドトラフィックのみに絞ることは不可だったが7月2週目以降は全世界で利用可能に。

Before
検索広告のブランド関連KWで部分一致を使用した場合広告配信をブランドトラフィックのみに絞ることは不可

After
検索広告のブランド関連KWで部分一致を使用した場合広告配信をブランドトラフィックのみに絞ることが可能に

部分一致キャンペーンの設定をオンにすることでブランド制限の利用が可能に。またコンバージョンベースのスマート自動入札を使用している場合にのみ利用可能。

P-MAXにおけるアカウント単位でのブランド除外が可能に。
除外したいブランドをリストから選択し、リストに存在しない場合にはGoogle広告に追加リクエストすることも可能。

Hybrid Ads（WEB+APP）におけるオークション競合回避について

検索広告の同一KWがオークション競合なしでWEB+APP同時掲載可能なHybrid Adsがリリース。

Hybrid Adsとは
検索広告における同一KWでオークション競合せずWEB+APPの広告を同時掲載が可能なプロダクト機能

メリット&デメリット
<メリット>
アプリキャンペーンでは表示できなかったKWにもAPP誘導が可能
WEB+APP合計した値でのオークション入札が可能
（≒オークション競合回避が可能）
<デメリット>
検索結果における占有率の低下

最後に

最後までお読みいただきありがとうございました。
これからも、KnowleDge週刊号で最新の媒体情報や業界のニュースを発信していきますので、
引き続きよろしくお願いいたします。