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2023.08.07
KnowleDge週刊号 No.20
目次
成果に繋げる広告運用先をお探しなら
その広告、売上につながっていますか?成果に繋げる方法からお伝えします。初めて広告する方やセカンドオピニオンなどお気軽にご相談ください。
KnowleDge週刊号では、広告業界の変動や各媒体に関する活用法やニュースに関しての、新しい情報を皆様にお届けします。(2023/06/19時点)
業界ニュース
GA4プロパティからのコンバージョンインポート機能が向上
今まで、GA4においてコンバージョンのラストクリックがGoogle広告ではなかった場合に、
Google広告にインポートされることはなかったですが、今後はインポートされるため
(Google広告が認識するコンバージョン数が増加する)自動入札における精度向上が見込まれます。
参照 https://support.google.com/analytics/answer/9164320hl=en&sjid=3022060586546268668-AP#041723
インタレスト広告のテスト結果について
Chromeのサードパーティcookieのサポート廃止が迫る中でインタレスト・ベース・オーディエンス(通称:IBA)がどのように機能するかのテスト結果を紹介いたします。
結論、大きな悪化は見られずIBAが有効な代替策であると判断できました。
テスト内容として、サードパーティcookieを引き続き利用した場合と、IBAに代替した場合の効果計測をしたとき、以下の結果が得られました。
CPA:2~7%低下
ROI:1~3%低下
CTR:90%以内
この結果から、さほどの悪化がないためプライバシー保護シグナルのIBAがサードパーティcookieと比較したとき有効と判断できます。
参照 https://blog.google/products/ads-commerce/iba-test-results/
https://privacysandbox.com/intl/ja_jp/open-web/#the-privacy-sandbox-timeline
広告ニュース
Yahoo!
Yahoo!検索広告 2023年機能アップデート予定について
現在予定されている機能のアップデートは以下の通りです。
2023年7月~9月
- 広告管理ツールリニューアル第4弾
- A/Bテスト
2023年10月以降
- レスポンシブ検索広告組み合わせレポート
- レスポンシブ検索広告有効性表示
- 広告表示オプション追加
A/Bテストについてのアップデート
今までは、A/Bテストを行う際には、比較対象それぞれにキャンペーン広告を作成する必要がありましたが、既存のキャンペーンを元に、比較するキャンペーンが作成可能となります。
Yahoo!ディスプレイ広告(運用型) 2023年機能アップデート予定について
現在予定されている機能のアップデートは以下の通りです。
2023年7月~9月
- 拡張クリック単価
- スマートターゲティング(β版)
- MCC複数階層機能
- SKAN Web to App計測
- データソース拡充
- オーディエンスターゲティング刷新(サーチキーワード)
拡張クリックに関して
CPCが設定価格と同等になるよう設定価格を超えて入札が可能になる機能です。
スマートターゲティングに関して
起点ユーザセグメント指定で効果の高いユーザに優先配信を行う機能です。
Yahoo!ディスプレイ広告(予約型) 2023年機能アップデート予定について
現在予定されている機能のアップデートは以下の通りです。
2023年7月~9月
- ブランドパネル(商品)
- トピックスPR(商品)
- 中面・サービス面(商品)
- オーディエンスリストターゲティング(機能)
オーディエンスリストターゲティングの拡充予定について
ニュース記事閲覧行動から検討に移行するポテンシャルを持つ潜在層に接触し認知を拡大させることができます。つまり、既に無意識や濃度の薄い興味で関連ニュース記事を閲覧しているため、顕在行動への転換促進に効果的です。
最後に
最後までお読みいただきありがとうございました。
これからも、KnowleDge週刊号で最新の媒体情報や業界のニュースを発信していきますので、
引き続きよろしくお願いいたします。
成果に繋げる広告運用先をお探しなら
その広告、売上につながっていますか?成果に繋げる方法からお伝えします。初めて広告する方やセカンドオピニオンなどお気軽にご相談ください。
黒田 晴郎
デジメーション株式会社
大学では、消費者心理のマーケティングを学び、道の駅の集客活動に取り組む。現在は、一人前のマーケターになるため日々修行中。