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2023.06.19
KnowleDge週刊号 No.6
目次
成果に繋げる広告運用先をお探しなら
その広告、売上につながっていますか?成果に繋げる方法からお伝えします。初めて広告する方やセカンドオピニオンなどお気軽にご相談ください。
KnowleDge週刊号では、広告業界の変動や各媒体に関する活用法やニュースに関しての、新しい情報を皆様にお届けします。(2023/06/05時点)
広告ニュース
Google広告
P-MAXキャンペーンについて
1つのキャンペーンですべてのGoogle広告の広告枠に配信することができる広告プロダクトです。
従来は、配信面ごとにキャンペーンを分けていました。
つまり、広告枠ごとに分けていたキャンペーンが一つになることで、手間(人手)が省ける・データの集約が十分になり、より正確なデータがとりやすくなります。つまり、機械学習による最適化・自動化が進むというわけです。メリットデメリットはいくつかありますがここでは、2つずつ挙げたいと思います。
メリット
- リーチできていなかったユーザへアプローチできること
キャンペーンを作っていないがために配信出来ていなかった広告枠に配信できるため、今まで届いていなかったユーザに対してリーチすることができ、新たな優良見込み顧客を増やすことができるかもしれません。 - キャンペーンの管理が容易になる
広告枠ごとに、キャンペーンを作る手間が省けるため、今まで必要だったターゲティング、クリエイティブの調整を1つのキャンペーンで自動化してくれます。そのため、予算の削減にもつながります。
デメリット
- 詳細な調整ができない
メリットである自動化に伴って、人による細かな調整が柔軟にできないことがあります。
例えば、広告枠ごとにキーワードの除外や追加、配信方法の調整ができません。 - 指定したリストに対しての配信ができない
指定したユーザーに対しての配信ができません。
例えば「自社サイトに訪れたユーザー」や「サイト訪問したが、CVにつながらなかったユーザー」などに絞った配信などのターゲティング設定が非対応となっております。ですが、「オーディエンスシグナル」という項目のリストを作成することは可能です。絶対的にそこに配信されるわけではなく、参考にするといった度合いでターゲットの設定は可能になります。
メリット・デメリットを挙げていきましたが、新しい利便性の高いプロダクトということに変わりはありません。
また、運用手法なども様々な媒体から取り上げられています。
最後に、P-MAX for Retailにおける非推奨事項7選についての記事を掲載させていただきます。
ぜひご覧ください。
引用:https://searchengineland.com/retail-performance-max-campaign-mistakes-391772
Meta広告
10代の利用者を対象とした広告の変更について
10代(13~17)の利用者がターゲットオーディエンスに含まれる場合、いくつかのターゲット設定オプションが利用できなくなりました。変更点は以下の通りです。
- 性別によるターゲティング
- 郵便番号、指定マーケット地域、市町村区より詳細な地域によるターゲティング
これらの変更によって、10代の男女のセパレイトが困難になったこと・10代のターゲットに対しての商業エリアの最適化が困難になりました。
次にその他のキャンペーンオプションに関する変更点についてご紹介いたします。
変更された利用不可項目は以下の通りです。
- Advantage+ カタログ広告(旧称ダイナミック広告)
- 広告配信への最適化の一部の目的(アプリのインストール、アプリイベント、動画再生数、投稿のエンゲージメント、バリュー、広告想起リフト、ランディングページビュー、リード、スレッド、イベントへの参加など)
- 注: 広告配信への最適化のその他の目的(インプレッション、リーチ、デイリーユニークリーチ、リンククリック、オフサイトコンバージョン)は、10代の利用者にリーチする場合でも引き続き利用できます。
- キャンペーン入札戦略: 結果の単価目標、ROAS目標
- 課金対象: リンククリック(CPC)、ページへの「いいね!」、ThruPlay、2秒以上の継続的な動画再生数
- 手動と自動の両方を含む一部の広告配置: Facebookグループのフィード、Facebookビジネス発見、デスクトップ向けFacebookインストリーム動画、Facebook上の検索結果、Messenger広告メッセージ、Facebookインスタント記事、Audience Networkネイティブ、バナー、インタースティシャル、Audience Network動画リワード、Audience Networkインストリーム動画など
- 注: その他の広告配置(Facebook Marketplace、Facebookフィード、Facebook右側広告枠、Facebookストーリーズ、Facebookインストリーム動画(モバイル)、Instagramフィード、Instagram発見タブ、Instagramストーリーズ、Facebookリール、Instagramリール)は、10代の利用者にリーチする場合でも引き続き利用できます。
- 10代の利用者をターゲットとする広告セットでのリフトテスト
注: Advantage+ アプリキャンペーンについては、すべてのキャンペーンでオーディエンスの最低年齢が自動的に調整されます。今後、最適化の目的が制限された後は、Advantage+ アプリキャンペーンで10代の利用者にリーチすることはできなくなります。
参照元 https://www.facebook.com/business/help/229435355723442
変更の背景として、Metaのプラットフォーム全体で10代の利用者のプライバシー保護と安全を強める一環として行われました。
Googleのサードパーティcookie廃止など、個人データの保護において様々な動きがあります。広告のターゲティングを行うにあたって、このような変更に対応できるようにこれからも情報を共有していきます。
LINE広告
Talk Head Viewについて
Talk Head Viewとは
LINEが提供している広告枠のプロダクトの1つで、トーク画面最上部に動画や静止画などを用いてLINEユーザにリーチすることができます。LINEユーザは、ユーザ層が幅広くアクティブ率が非常に高い特徴があります。ですので、一日(単発)でたくさんのリーチを取りたい広告主様に適正だといえます。
ただしデメリットとして、1ユーザに対して1回までの広告表示や広告掲載時間は1日限定といった設定のものになりますので、商品や企業によっては利用しにくい場合があります。そこに対しては、Talk Head View Customが有効です。
Talk Head View Customとは
広告枠はTalk Head Viewと同様ですが、こちらは運用型広告になり1ユーザに対して配信期間中10回まで配信でき、配信期間も自由に選択できターゲティングも可能になります。また、ご予算も最低出稿金額から設定でき、企業に合わせた広告設計が可能になります。ですが、入札が伴うため配信量が担保されているものではなく必ずリーチができるわけではないのが、デメリットです。
この2つを比較して、自社にあった商品やサービスで活用していくことができます。
VOOM マネタイゼーション(収益化)におけるインストリーム広告とそのLINE広告の掲載枠提供終了について
LINE VOOM(旧名:タイムライン)は、個人またはLINE公式アカウント(企業・店舗)が、動画コンテンツの投稿・閲覧できるLINEアプリ内の機能です。
そのVOOM内でマネタイゼーションが有効なアカウントにて配信出来た広告枠の1つ、インストリーム広告が提供終了になりました。また、引き続きイメージ広告の提供は行っています。
インストリーム広告とは
動画コンテンツの冒頭や途中、最後に配信することができる広告です。わかりやすく説明すると、youtubeなどの動画を見ている最中に流れてくる広告がそれにあたります。この、インストリーム広告はすでに多くのユーザを獲得しているコンテンツに配信することで多くのリーチを獲得することが可能です。
最後に
最後までお読みいただきありがとうございました。
これからも、KnowleDge週刊号で最新の媒体情報や業界のニュースを発信していきますので、
引き続きよろしくお願いいたします。
成果に繋げる広告運用先をお探しなら
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黒田 晴郎
デジメーション株式会社
大学では、消費者心理のマーケティングを学び、道の駅の集客活動に取り組む。現在は、一人前のマーケターになるため日々修行中。