SEO
2023.08.28
キーワード広告の検索キーワードをSEO対策へ活用しよう!SEO対策キーワードを選定する方法
SEOを見直したいとお悩みの方へ
SEOで着実に効果を出すためには、自社の顧客やWEBサイトの分析が欠かせません。もしくは何から始めていくべきか?が分からないこともあります。そういった場合はSEOコンサルティングをご利用いただくのも一つの解決案です。まずはお気軽にご相談ください。
コロナにようやく目途がみえてきた日本。
しかし、アフターコロナによってデジタルマーケティングを実施、もしくは強化しなければならないと認識された企業様が多くなりました。
そのなかで自社の見込み顧客へ一番アプローチしやすいといわれているのがデジタルマーケティングをとしての王道施策である、”SEO対策”と”Google広告・Yahoo広告のキーワード広告です。
共通していることは、能動的にユーザーが知りたい情報を取得するときに、広告することができることです。
一方で、リスティング広告とSEO対策は、それぞれ別々のWeb施策として考えらることが一般的です。
そこで今回はリスティング広告・SEO対策どちらも相乗効果をもたらすことができる考え方や方法を簡単にご紹介いたします。
キーワード広告をSEOへ活用する
整理と分類
Google・Yahooのそれぞれの広告で配信されている検索クエリ(具体的に広告が配信されたキーワード)を抽出してきます。
そのキーワードを以下の4象限で整理してみます。
横軸が1件あたりの獲得単価(CPA)になります。
例えば、広告費を100万円投資され、獲得数(CV)が100件の場合は獲得単価(CPA)は1万円です。
この指標は獲得単価が低ければ低いほど、【良】という判断になります。
WEB広告を運用する場合に広告運用評価を判断する指標として使われることが多いです。
次に縦軸は獲得率(CVR)です。
獲得率はサイト訪問者がどれだけ効率的に問い合わせや資料請求などのWEB上の目標(CV)を獲得できたかを測定するための指標です。
例えば、サイト訪問者が100人、そのうちの1人が問い合わせされた(CV獲得)場合は、
獲得率(CVR)は1%になります。
この指標は数値が高ければ高いほど、【良】という判断になります。
この4象限に各広告で配信しているキーワードを整理します。
選択と投資
次にこの4象限からコンテンツへ投資していくところをお伝えさせていただきます。
最初にSEO対策へ投資するべきは”A群”です。
“A”はリスティング広告としてどちらも2つの指標が【良】ためリスティング広告とSEO対策での自然検索の面占有を狙っていくことで更なる獲得が見込めるためです。
その次に投資するべきは”C”です。
C群は1件あたりの獲得単価が悪いが、CVRの高いキーワードになります。
リスティング広告の運用上だと、基本的に1クリック単価(CPC)が高騰している or 改善してもなかなかCPCが下がらないキーワードになります。
一方で獲得率は高いため、ユーザーとしては獲得(CV)に繋がりやすいキーワードでもあります。
そのためこのCPAが悪いキーワードをSEO対策を強化することで自然検索経由のサイト訪問者を増やすことができれば、クリック単価を意識せずに獲得に繋がるキーワードを対策することができるため、結果としてデジタルマーケティング全体の投資対効果が改善される可能性が高いためです。
しかも、このC群は運用データが多ければ多いほど、このC群の中でどのキーワードを、SEO対策するべきかも精査することができます。
この場合はさらに獲得(CV)を、実際の契約(=売上/粗利額)に繋がっているか?で分析します。
そうすることで、WEB上の目標ではなく、本来の目標である売上や粗利額軸でそのキーワードの費用対効果を算出できるようになります。
その結果、投資するべきC群のキーワードをさらに精査することができます。
簡単な例で解説してみます。
キーワード整理例
■目標獲得単価(CPA):¥20,000
■平均獲得率(CVR) :0.65%
■販売単価/件:¥200,000/件
上記の例だとCPAだとどれも¥20,000よりも少し高騰しているが獲得率が高いキーワード候補になるが、SEO対策するべき対象は実は”キーワードB”が対策するべきキーワードということになります。
キーワード広告を運用する前にSEO対策する
基本的にはSEO対策とリスティング広告はどちらも顕在層に対してアプローチすることができるため、どちらも実施するべきデジタルマーケティング施策であります。
一方で優先順位としてSEO対策から始めたいという意向がある場合の方法はどうすればいいのか?
調査と把握
1番やりやすい方法はGoogleのキーワードプランナーを活用することです。
ツールを活用することで実際にユーザーが検索しているニーズがあるキーワードをピックアップすることができます。
実際の管理画面での「新しいキーワードを見つける」をクリックして、自分の希望とするキーワードを記載します。
例えば・・・【デジタルマーケティング】と記載すると以下のような画面になります。
そして「結果を表示」すると・・・
以下のようにキーワード候補が掲載されます。
※月間検索件数に幅があるのはログインしているこのGoogleアカウントでGoogle広告を運用していないためです。
当社はデジタルマーケティング会社のため実際の管理画面だと具体的な数値が記載されています。
そのため結果として、サイトでSEO対策をするキーワード候補を調査することで、
リスティング広告を配信する前でもユーザーニーズを考慮したキーワードを見つけることができます。
いかがでしたでしょうか?
このようにGoogle・Yahooにおいてリスティング広告(キーワード広告)を運用しているデータを実際のSEO対策でも役立てることができます。
当社ではこのように集客のコンサルティングも具体的なSEO対策やリスティング広告を運用することもできます。
ご相談がありましたら、お気軽に当社へご相談ください。
SEOを見直したいとお悩みの方へ
SEOで着実に効果を出すためには、自社の顧客やWEBサイトの分析が欠かせません。もしくは何から始めていくべきか?が分からないこともあります。そういった場合はSEOコンサルティングをご利用いただくのも一つの解決案です。まずはお気軽にご相談ください。
川合 陸登
デジメーション株式会社 アソシエイト
大学では機械工学を専攻していた理系卒マーケター。
WEBプロモーション会社での職務経験と数字への強さを活かして、クライアント様の売上拡大に従事。ECサイト・スタートアップ企業様のSEO対策やサイト制作を専門に請負う。